ふと思い出した話


松下電器石油ファンヒーターで死亡事故が発生したことは記憶に新しいですが、この事故に対する初動は少し遅かったように思います。みるみるうちに週刊誌の格好のネタになった記憶がありましたが、その後の同社の動きはすさまじいものがありました。

年末のかきいれどきで本来はプラズマテレビ、暖房器具の宣伝をするつもりだったのでしょうが、全てのCMが回収の告知になっていました。
年末どころか、春先にも執拗なまでに告知を繰り返していましたので、テレビを見る人間なら知らない人はいないくらいの状態になっていたと思います。

対策費用は確か200億を超えていたはずです。「ここまでやるか!」という驚きの一言です。回収のためには費用も手段もいとわないという強い意志が感じられました。本来あってはならない事故ですが、その後の対応によって信頼性がさらに上がった珍しい?パターンです。
ピンチをチャンスに変えることって出来るんですね!


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