個人投資家のいいところ

上場企業は期間損益を求められます。
第三四半期の状況は前年同期比……
やれ通期の見通しは……

機関投資家、一般投資家等から常に監視され、下方修正でもしようものなら蜂の大群にでも襲われるかのように売り浴びせられることもあるでしょう。
有価証券報告書に記載する内容も年々増え、半期に一回の業績発表でよかったのが四半期義務付けになり、さらには日本版sox法うんぬんで負担は増すばかりです。

機関投資家も同じく周囲からのプレッシャーのもとで、成績を出す為に好きな銘柄嫌いな銘柄など関係なく売買し、時にはぎりぎりの手段を使うこともあるでしょう。

個人投資家は自由です。薄利で売ってもok 含み損を抱えても誰にも怒られず、10年同じ銘柄を持っていようが、1日で売ろうが誰にも文句を言われません。
個人投資家には時間があります。業績絶好調の企業であれ、右肩下がりであれ、自分がこれとおもった銘柄を持ち続け、応援していいのです。
そういう意味で自分が個人投資家でよかったと思っています。
(自分の持っている銘柄で含み損を抱えていても数年後の業績を想像し、持ち続けているものが多々あります。)


話が変わるのですが一部の人気個人投資家ブログには、とある企業が下方修正を出したことにより、誹謗中傷ともとれる書き込みが頻発しています。
自分の好きな企業について書くのは自由です。
その記事に基づいて売買するのも自由です。ブログにコメントを書くのも自由です。コメントを閉鎖するのも自由です。誰にも強制されません。

しかし、「バ株主」「糞」などのコメントは誰が見ても気持ちのいいものではありません。書かれた当人は気が滅入ったことでしょう。
強制力はありませんが、関係者の皆様、色んな雑音が入るでしょうけれどもどんな形であれ末永くブログ更新していただけると非常にありがたいです。いつも楽しみにしています。

長々と書かきましたが、最近色々と考えることが多くこんな文章になってしまいました。


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