レカム株減損についての問い合わせ

サイボウズ青野社長の三日ボウズ日記の12月13日の記事のコメントで、レカムの減損処理についてまゆみさんから問い合わせを受けております。第三者のブログ(社長ブログ)上で何度もコメントのやり取りを続けてしまうことに抵抗を感じましたので、ここでの回答とさせてください。

まゆみさんの質問 (部分的に抜粋しています)
「本決算」時には50%未満でも特損を計上する必要があるのでしょうか?それとも期をまたがって繰り越すことは可能なのでしょうか?

回答
本決算時(一月末時点)でレカム時価が取得原価から30%〓50%下落なら、サイボウズが基準を決めて減損すべきか判断する為、どちらになるかは分かりません。
50%以上下落なら減損しなければなりません。


私が気になったのはまゆみさんのコメントの
「50%未満であれば減損の時期は会社の判断による」と言う記事を見かけたことが… の部分です。正しくは「減損するかどうか」です。

なお期中(年に4回ある締め日でないとき)には50%未満の下落であろうが、80%下がろうが減損の必要はありません。

サイボウズの場合、

期末(本決算)(1月末)
第1四半期(4月末)
中間(半期)(7月末)
第3四半期(10月末)

の時点での時価が減損するかどうかの判定のポイントとなります。

まゆみさんが何度も社長ブログに投稿されるのは、それだけサイボウズに対する思い入れが強いからだろうと推測しています。
今は株主ではないようですが、サイボウズについて相当な知識をお持ちのようですし(私もかなり勉強になりました)建設的な意見も述べられているので、再び株主となることを願うばかりです。


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